46: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/09(火) 13:49:14.84 ID:B042YGid0
(=#゚ω゚)ノ《ベーデカー隊、マントイフェル少尉の直属指揮に!ディーツェル軍曹の隊はデレ中尉の指揮下に入るんだよぅ!!》
「「Jawohl!!」」
(#'A`)「ツン、レオパルト1の随伴に付け!!常に機銃の死角をカバーする形で射線を集中させろ!」
ξ#゚听)ξ「了解!!」
残り3分。俺たちは、慌ただしく戦いの準備を終えていく。
ξ#゚听)ξ「機銃の射撃仰角もう少し上げて!それと一機一機狙う必要は無いわ、空にばらまく感じで撃ちなさい!!」
「や、Jawohl!!」
(=#゚ω゚)ノ《避難誘導班は持ち場を絶対に離れるな!!最後まで市民の導き手としての責務を全うするんだよぅ!!》
(#'A`)「エノクは各車機動防御態勢!なるべく敵艦載機の目につくように動き回ってくれ!歩兵並びにレオパルト1は釣られた敵機は特に重点的に撃墜しろ!!」
残り2分。サイレンに、録音された早鐘の音が加わった。意味など聞かなくても察しがつく。
真っ直ぐに向かってきているんだ。奴等が。
「押すんじゃねぇ!!」
「早く進めよ、深海棲艦が来てるんだぞ!!」
「子供が、子供がぁ!!」
「列を乱すとかえって動けなくなるぞ!!死にたくないならそれこそ誘導に従ってくれ!!」
恐怖から箍が外れかけている避難民達の怒鳴り声が響く。
俺たちは降りしきる雨の中でただ銃口を空に向け、敵を待つ。
────残り、1分。
「敵機、来襲!!!!」
(;'A`)「っ」
音が、聞こえてきた。
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