('A`)はベルリンの雨に打たれるようです
1- 20
436: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/28(水) 22:53:29.59 ID:+IPvwG8p0
思えば、チ級による追撃すら──あの二体が破壊されたことは予想外だったとしても──奴が俺をここに連れてくるための誘導だったのかも知れない。それだけ奴には俺が自分を狙っているという確信も、そして俺達の策を粉砕できる自信もあったのだろう。

『──────♪』

そして奴は今、その通りになったことで勝ち誇っている。散々手こずらせてきた俺達の、最後の希望を打ち砕いてやったと嘲笑っている。








(メ A )「……………ッ!」

────それが、“自分の中でそのつもりになっているだけ”だとは気づかなかったようだが。

(メ#゚A゚)「ああああああああああああああああああっ!!!!!」

喉を振り絞って絶叫し、全身の力を込めて立ち上がる。骨が軋み、傷から血が滲み、焼け付くような痛みが脳を震わせるが、その全てを無視して足を踏み出す。

ヒーローでもスーパーマンでも何でもない、痩せぎすで満身創痍の軍人の全力疾走。自分で俯瞰する余裕はないけれど、きっと無様で滑稽なフォームになっているとは予想がつく。

『……………!?』

それでも………なおも迫ってくる俺の姿に、軽巡棲姫が少しだけ後退ったように見えた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
496Res/494.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice