330: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/09(金) 01:37:29.02 ID:89CTCDsC0
ξ;゚听)ξ「ドク、別働隊はどうする?!退避させるなら直ぐに動かすけど……」
('A`)「いや、退避は必要ない。それと正面戦車隊も深海棲艦への攻撃は続行!ただ機銃の仰角は調整しておいてくれ!」
ξ゚听)ξ「解った!各機銃手、対空戦闘用意!!」
絨毯爆撃によるベルリン全域の焦土化を狙ったことからも解るとおり、深海棲艦側は既に悪天候化の急降下攻撃は最早効果がないことを“学習”した。
そして、大物量による無差別攻撃が“国外からの増援”という彼我どちらも想定していなかった事態で頓挫した以上、空襲方法は自然と先程俺達に対して大きな成果を上げたもう一つの方法────低空域での平面飛行から対地掃射に限られる。
加えて言うなら、敵機は前線の中央に布陣する俺達に戦力の全てを注ぎ込んできた。おそらく戦況の推移や増援戦力の流入の仕方を観察した結果、軽巡棲姫はここが人類側前衛の中枢だと見抜いたのだろう。
《接敵30秒前!!》
急速に近づいてくる艦載機の飛翔音を聞きながら、俺はつくづく思う。
《敵機、来襲!!》
('A`)「C-4、爆破!!」
敵が予想通りの動きをしてくれたのは、本当に幸運だった。
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