305: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/05(月) 23:11:00.06 ID:MGWwwK4M0
姫級が非ヒト型を自在に操れる限界距離は、凡そ50kmされる。30km四方のベルリンに確実に指示を届かせかつ電波妨害まで行うとなれば、行動範囲は自然ベルリンに限られる。
後は具体的な位置をどうやって特定するかだが、ポーランド軍の到着がその問題を解決してくれた。
(#゚д゚ )《総員前進開始!!
Los Los Los!!》
《CPより前線、BM-21【グラート】が二十両新たに戦線に到達、砲撃準備完了!!》
('A`#)「ロケット砲は貴重だ、展開位置は分散しつつ合図があるまで待機!照準は敵前段艦隊に集中させるよう指示を!!」
152mm砲。口径のみで言えば第二次世界大戦時の軽巡洋艦主砲に匹敵し、射程と威力も申し分ない【戦場の女神】の一つ。無論“戦車砲よりは効果的”というだけでヒト型達からすれば大差の無い威力ではあるが、少なくとも20門以上が一斉に放たれれば威嚇効果としては決して低くない。
案の定、すぐ近くに飛んできた“脅威度が上がった攻撃”への動揺からか、前段艦隊への指揮が一瞬止まった。
《ポーランド陸軍、携行砲装備の歩兵隊が先行して其方に向かった!合流して防衛線の強化を急げ!!》
《高層観測班より前線各位、敵前段艦隊と接敵まで後30秒!!警戒を!!》
(#'A`)「総員構え、総員構え!!」
(#//‰ ゚)「気合い入れろ、敵は手強いぞ!!」
後は、ビスマルクによる正真正銘“一撃轟沈もあり得る攻撃”を加え、奴らの位置をこちらが把握していると教えてやればいい。
自然、“事故”を防ぐために奴らが取れる策は絞られる。
こちらの重火力部隊や艦娘の浸透を防ぎつつ、かつ向こうが艦娘の殲滅を狙うための手段、即ち。
『『ォオオオオォオオオオオオッ!!!!』』
「Enemy contact!!」
('A`#)「Feuer!!」
前段艦隊の集中運用による、決戦突撃。
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