304: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/05(月) 22:34:58.65 ID:MGWwwK4M0
深海棲艦側にとって最も避けたい事態は、当然のことながら旗艦である軽巡棲姫の撃沈。当然前線への配備はあり得ず、周辺をヒト型で固めた上で後衛待機が基本線となる。
本来なら向こうはそもそもベルリン市から遠く離れた位置に中核艦隊を据えたいはずだが、ここで問題となってくるのが非ヒト型の統率だ。
《Mi-24、第二波が前線に突入する!航空攻撃に巻き込まれるなよ!》
《ZSU-23-4【シルカ】六両が新たに到着しました!!》
(#'A`)「三両は前線に回してくれ!残り三両は艦娘達の護衛に付けろ!」
《Jawohl!!》
姫や鬼の恐ろしさは戦闘能力もさることながら、特筆すべきは“非ヒト型”の統率能力。リ級やル級に代表されるヒト型種が5、6隻のコントロールを限界としているのに対し、姫級は少なくとも100隻以上の非ヒト型を操れるのではとの説もある。
ただし、ポルトガルでの例を見れば解るとおり無制限で100隻を自在にコントロールできるわけではない。アルカンタラマールで交戦した“1-1艦隊”が断熱シートを戦車に被せただけの欺瞞すら見抜けなかったとき、装甲空母姫は打撃艦隊への備えとして遙か外洋に展開していた。
『ォオオオオ……』
《高層観測班より通達、イ級1体が自走砲隊の砲撃により沈黙!おそらく撃沈と思われます!》
('A`#)「中佐、ポーランド軍に攻撃をやり過ぎないよう注意して下さい!前進を辞められたらせっかくの釣り出しが無意味になる!」
(=#゚ω゚)ノ《了解だよぅ!!》
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