270: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/30(火) 00:27:09.81 ID:oJKoS9010
地面の隆起。
その言葉を聞いた瞬間思い出すのは、解囲作戦の折ツンたち機甲部隊を“地下から”襲撃した数隻の非ヒト型の存在。
どうやって地下に、何故水上と変わらない速度で移動できるのか、どこから現れたのか……沸いた疑問の数々は、頭がいい研究者の奴らに究明を任せることにする。
どんな理屈であれ、深海棲艦が「地下の移動」を可能とするなら対処するのが俺達の仕事だ。
(#'A`)「前線部隊各位、敵襲があと10分もせずに来るぞ!速やかに迎撃態勢に移れ!!」
( <●><●>)「パンツァーファウスト装備者は健在な建物の二階に上がって道路を撃ち下ろせるよう準備を。それから前方2ブロック先にC-4の設置もお願いします」
「「Jawohl!!」」
(//‰ ゚)「海兵隊総員射撃用意!!砲撃とC-4で焙り出された深海棲艦の身体を穴だらけにしてやれ!!」
「「Yes sir!!」」
指示が飛び交い、戦闘準備に移る各位。
だが、敵が打った手は一つではなかった。
《Graf Zeppelinより前線指揮車、新たな敵航空隊が北よりベルリン市空域に侵入!数は80〜100、全機が前衛に向かっている!!》
(;'A`)「……っ」
食いしばった歯の隙間から、思わず呻き声が漏れた。航空攻撃との連携となれば迎撃の難易度が大きく上がる。
それにしても、度重なる空襲の撃退で優に200は越える敵機を撃墜しているはずだ。確かに「まだ余裕を持っている」とは思っていたが、さっきの今でこの数を出してこれる深海棲艦の物量には舌を巻きざるを得ない。
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