129: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/14(日) 02:20:30.54 ID:uN3uvxTa0
《総員搭乗完了!》
(;'A`)「よしツー、発進を………おっふ!?」
(*゚∀゚)《あっひょ!!》
左手20メートルほどのところに、砲弾が落下した。つーか運転席うるせぇ。何なの今の気が抜ける奇声。
『ウォオオオオオオンッ!!!』
('A`;)「お早いデリバリーだなクソがっ!!」
姿こそ立ち並ぶまだ無事な建物や瓦礫の山に隠れて見えないが、割と近くから例の胸くそ悪い咆哮が聞こえてくる。
単に俺たち人間に対する威嚇なのか或いは仲間がやられた怒りと悲しみなのか、まぁとりあえず俺たちにとってあまり喜ばしくないものが含まれていそうな響きだ。
爆発の小ささから考えて今の砲撃はイ級通常種だろうか。とにかく一秒でも早く移動した方がいい。
(#'A`)「予定通り作戦を続行する!このまま西進しろ!」
(*;゚∀゚)《あいよ、おおおおっとおおお!!?》
('A`;)「ウボァッ」
発進した直後に頭上から迫る車大の瓦礫塊。崩れてきた4階建ての小ビルから逃れるためにハンドルが左に切られ、俺の身体は不快なGに圧迫され潰れた蛙のような声を出す羽目になった。
『アアアアアアアアッ!!!』
(#;'A`)「っ、いい加減見飽きたぜてめえのツラはよぉ!!」
ビルの残骸を押しつぶしながら此方に迫る、軽巡ホ級。こみ上げてきた吐き気を無理やり嚥下し、頭部と砲塔に向かって機銃を掃射する。
『ヲォオオオオオオッ!!!』
ダメージはどうせ全くないだろうが、それでも砲塔への攻撃はあまり心地の良いものじゃなかったようだ。
ホ級は鬱陶しげに機銃掃射を左手で防ぎつつ、右手を握り込み俺たちに向かって振り下ろす。
(#'A`)「行け!!」
(*゚∀゚)《はいなぁ!!》
エンジンが唸り、車体が加速する。
迫る拳を潜り抜け、狸は再び駆けだした。
496Res/494.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20