86: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:58:40.59 ID:6an8YmUi0
「まあ、編み物にハマる気持ちはわからなくもないかな」
87: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:59:26.28 ID:6an8YmUi0
コルク栓を抜くときのように回りくどく、周到な言い方だが、
88: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:59:52.75 ID:6an8YmUi0
「哲学的な問いね……天使の方が詳しそうだけど」
89: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:00:34.91 ID:6an8YmUi0
「……悪い、今のナシ」
90: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:01:19.97 ID:6an8YmUi0
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91: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:01:45.86 ID:6an8YmUi0
「いやぁ……どうにもね。例えば、あいての幸せを考えるっていうのが納得いかないというか。
92: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:02:36.91 ID:6an8YmUi0
夕方なったので、私はそろそろ帰ることにした。
93: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:03:09.31 ID:6an8YmUi0
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94: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:04:11.12 ID:6an8YmUi0
ある日の放課後、私はヴィネットの家に遊びに来ていた。
95: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:05:03.56 ID:6an8YmUi0
ヴィネットはいつも通りにベッドの上で壁にもたれかかるようにして座り、編みかけのマフラーを手に取った。
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