サターニャ「サタニキア百科事典」
1- 20
90: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:01:19.97 ID:6an8YmUi0



──────────────────────
──────────────
──────



「それにしても、自分の操作するキャラの後姿が見えるって言うのは不思議ねぇ」


私は拡大するショッピングモールの駐車場をダイナマイトで爆破していると、

勢い余って街を火の海にしてしまい、ゲームオーバーになった。


「あっ、やられちゃった。もう、あんたもこのサタニキア様の使い魔なら、しゃんとしなさい!」

「そういうのはやってるとすぐ慣れるよ。視界が拡張されただけだ。目が飛び出して宙を漂ってる感じ」


「不気味すぎるわ……悪魔でもそんなやついないわよ。

でも、こういうのを昔からやっていると、他人の気持ちに敏感になりそうね」


「どうだろうね。キャラは操作できちゃうし、自分として認識するのが自然になると思うよ」

「でも、キャラが痛そうな目に遭ってたら、かわいそうって思うじゃない」


ガヴリールが、同じ議題で再度会議を開く前にコーヒーを飲むときのように、はぁ、とため息をついた。


「相手の気持ちになる、ねぇ。一体何なんだろうね」

「それこそ、天使のあんたが詳しくなくてどうするのよ」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
255Res/196.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice