239: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:28:39.02 ID:6an8YmUi0
「はーなーせー!」
私がマフラーを持って軽く引っ張ると、破れると思ったのか、さすがの彼女も手を抜いた。
「サターニャさんは、私がしもやけになってもいいとおっしゃるんですね」
「いつも手袋なんてしてなかったじゃない!」
「同じ本を燃やした仲じゃないですか」
「あんたが勝手に焼いただけでしょ!?」
「なんでそんなつれないことを言うんですか……。
仕方ないので、この高性能なバーナーで暖を取らなければ。
そういえば、サターニャさんの髪って赤くてよく燃えそうですね」
「なんてことを言うのかしらこの天使は。末恐ろしいわ……」
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