192: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:58:50.11 ID:6an8YmUi0
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私が落ち着くまで、彼女は静かに付き合ってくれた。
もう大丈夫だと私が言うと、彼女はパッと立ち上がり、いつもの鷹揚な口調で命令するのだった。
「じゃあ、いつもみたいに私の座椅子になってくれ」
「座椅子って……もう少し別の言い方はないのかしら」
私がそう言うと、私のお腹が、ぐぅと不満を申し立てた。
思えば昨日の夜から何も食べていなかった。
「まずは朝食にするか」
「そうさせてもらえると助かるわ」
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