159: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:41:46.69 ID:6an8YmUi0
「これならきっとヴィネットも喜んでくれるわね!」
「そうだといいけど」
ガヴリールは台所で紅茶の準備をしている。
今日で完成しそうだったので、祝杯を挙げるべく、彼女の家に来る前にコンビニでケーキを買っておいたのだ。
「それより、明日なんだけどさ……あちっ!」
彼女の悲鳴に続いて、中身の詰まった金属が落下する鈍い音。
ガヴリールの方を見ると、彼女の足元にやかんが落下していた。
私は思わず編みぐるみから手をはなし、彼女の元へと急ぐ。
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