339:名無しNIPPER[sage saga]
2018/06/05(火) 23:51:57.44 ID:vdr1HzSMO
ネイス「安心しろピッケンハーゲン。君の御両親とは面識もないし、こちらの用事にも全く関係していない」
ルーツィア「は? #」
ネイス「早合点だよ。琴線に触れてしまった事は謝るが、まあ座って水くらい飲め」
ルーツィア「…………。っ…んだよこいつ #」ドカ
――
―
ネイス「私は君の御両親の回し者ではなく、この王国に関わっている人間だ。カールスラントも隣人としては親しんでいるがね」
ルーツィア「ベルギガの役人?? …つうかその“両親”言うの止めろ」
ネイス「違う。私は政府組織でなく王家に従属している立場だ」
ルーツィア「? ……あー、そう」シラ
ネイス「…信じていないだろう?」
ルーツィア「お前の言う早合点の方がよっぽど信じそうなんだけど、一応全部聞いてやるよ。…で、その王様のパシリが突拍子も無く、私に“良い話”を持ってきたって?」
ネイス「そうだ。交渉材料はそれなりに用意していたが、職探しに此処へ来ていたのは互いに都合がいい。まあ郊外まで無駄足は踏んだが」
ルーツィア「…つまりなんだよ?」
ネイス「んー、つまり君を雇いたい」
ルーツィア「……」
ネイス「ほら。君にとっても、丁度良い話だ」
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