島村卯月「マーキング」
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48:名無しNIPPER[saga]
2017/05/10(水) 05:03:03.19 ID:QDZTZ2910



仕事を終えると、私は直ぐにテレビ局を出て、事務所にへと向かいました。


道中、私は左腕の袖を捲り、そこに付いている腕時計で時刻を確認します。


既に日は沈み、夜も更けていて遅い時間。


けど、この時間ならきっと……プロデューサーさんは事務所に戻っているはず。


私はそう思いながらも、事務所にへとスピードを緩める事無く、進んでいきます。


途中で電車に乗り、最寄り駅で降りると事務所に目指して真っ直ぐに走っていく。


そうして息を切らせて、私はようやく、事務所にへと辿り着きました。


焦る気持ちを押さえつつ、私は事務所に入り、中の階段を上がっていきます。


目的の場所は、プロデューサーさんがいつも仕事をしている事務室。


一段一段上がっていく毎に、胸のドキドキが込み上げてきました。


多分、きっと……早く話したくて……早く、会いたいから……自然と、そうなっているのでしょう。


一刻も早く、この寂寥感から解放されたい……そうした思いもあるでしょう。





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