188:名無しNIPPER[saga]
2017/10/05(木) 01:19:04.90 ID:k+EUzKyZ0
「そういえば……最近は体調の方は問題無いか?」
「あっ、はい。問題はありません。寧ろ、元気一杯です」
「……そうか。なら、安心したよ」
私の受け答えに安堵してか、彼は前を向きつつホッと息を吐く。
「正直言うと、まだ不安でな。また卯月が倒れてしまうかもしれない……なんて思ってしまってな」
プロデューサーさんの脳裏には、きっとあの時の私の姿が映っているのでしょう。
ストレスや不安を抱え込み、挙句に倒れてしまって弱った私の姿が。
けど、今の私には無縁のもの。あの頃の弱い自分は、もういません。
「大丈夫ですよ。今は体調管理もしっかりとできてるので、倒れるなんて事はもうありません」
そう、私にはプロデューサーさんがいてくれるから。
私の隣に必ずいてくれて、常に支えてくれるから、問題が無い。
彼がいる限り、私の体調は常に万全の状態。だからこそ、倒れる心配はいらないのです。
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