島村卯月「マーキング」
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187:名無しNIPPER[saga]
2017/10/05(木) 01:18:38.16 ID:k+EUzKyZ0
「仕事の方はどうだった? しっかりとできたか?」


「ばっちりです。監督さんも『凄く良かった』って、褒めてくれました」


「凄く良かった、か。流石は卯月だな」


「そ、そんな……えへへ」


流石と褒められて、自然と頬が緩んでにやけてしまう。


そんな言葉を掛けられてしまえば、嬉しくなってしまうのは当然の事でした。


だって、先程の監督さんの言葉と比べ、何万倍もの価値のある言葉なんですから。


それから私がシートベルトを締め、移動の準備が整うと、私達を乗せた車は次の現場を目指して進み始める。


ここからそこまでの距離はそこそこ遠く、時間にも余裕があったので、プロデューサーさんはゆったりとしたドライブ気分で車を走らせていきました。


その道中、プロデューサーさんは運転しながら私にへと声を掛けてきました。





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