島村卯月「マーキング」
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186:名無しNIPPER[saga]
2017/10/05(木) 01:18:09.99 ID:k+EUzKyZ0
「僕も応援してるから、頑張ってね、卯月ちゃん」


「はいっ! 島村卯月頑張りますっ!」


私はそう言った後「次の仕事があるので……」と、監督さんに告げて撮影所から早々に出ていきました。


次の仕事があるのは事実ですが、ここにあまり長居した所で時間の無駄にしかなりませんからね。


撮影所のあるビルの階段を一気に駆け下り、外に出る為の大きな玄関口を通り抜ける。


そして外に出た私を待ち受けていたは、黒塗りの一台の車。


良く見慣れたデザインのその車は、私達の事務所が所有する商業車の内の一つ。


私は特に躊躇いもせずに助手席側の扉を開けて、その車にへと乗り込んでいきました。


「お迎え、ありがとうございます」


乗り込んでから間髪入れず、私は運転席に座る相手に向けて労いの言葉を掛ける。


もちろん、その相手とは私のプロデューサーさん。


彼は優しく微笑むと「お帰り、卯月」と、言って私を出迎えてくれました。


この笑顔を見てるだけで、撮影での疲れが吹き飛んでしまいそうでした。





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