島村卯月「マーキング」
1- 20
146:名無しNIPPER[saga]
2017/08/03(木) 12:34:32.83 ID:HWaFrKsf0
「……? 卯月ちゃん?」


そんな私の様子を不審に思ってか、男性は覗き込む様に私の顔を見てからそう声を掛けてきました。


どうかしたのだろうか……と、怪訝そうに私の顔を見つめる男性。


それを見た時、『しまった』と思った私は直ぐに元の笑顔に戻る、戻そうとして、


「ご、ごめんなさい。何でも、無いんです」


取り繕う様に、弁明を言う様にして私は男性にそう告げた。


「え、えっと、これからも、私達をよろしくお願いしますね」


「あ、あっ、うん。卯月ちゃんも、頑張ってね」


「はいっ、頑張りますっ!」


取り繕う事に成功したのか、はたまた男性が気を遣ってくれたのかは分からない。


けど、これ以上の事を追及する事はしてきませんでした。


「今度のライブ、楽しみにしてるね」と、言って男性は私の下から去っていく。


その後ろ姿を「ありがとうございました」と、言いつつ手を振って、私は見送りました。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
199Res/151.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice