124:名無しNIPPER[saga]
2017/07/04(火) 05:53:08.05 ID:IQGbnOTy0
「わ、分かってますよ、それぐらい」
未央ちゃんからの追及に、私は反論する様にしてそう言いました。
心配してそう言ってくれているのでしょうけど、大丈夫です。
眠気に関しては言い訳できませんが、体調に関しては問題はありません。すこぶる調子が良いです。
以前は頻繁に起きた頭痛も吐き気も、最近は起こらなくなってますから。
これも、プロデューサーさんと話せる様になったからかな。
不安や寂しさ、ストレスが解消されて、万全の状態になれているのだと思います。
「おーい、二人共」
と、そんな風に考えていると、前の方から私達を呼ぶ声が聞こえてきました。
顔を上げて視線を向けると、そこには未央ちゃんのプロデューサーさんが顔を覗かせていました。
「そろそろ降りてくれると、助かるんだが」
「ごめんごめん。今出るから」
「す、すみません」
私達は謝りながら頭を下げると、自分の荷物を持ち、ワゴン車の外に向かって移動を始める。
199Res/151.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20