島村卯月「マーキング」
1- 20
120:名無しNIPPER[saga]
2017/07/04(火) 05:50:18.86 ID:IQGbnOTy0
「でもさ、しまむー。本当に良く寝てたね」


「えっ、そ、そうですか? そんなには、寝ていないとは思いますけど……」


「ううん、ぐっすりと熟睡してたよ。どれだけ呼び掛けても、全然反応が無かったから。肩を揺すった所で、ようやく目を覚ましたって感じだね」


「うっ……それは、すみません……」


「けど、どうしたの? それだけぐっすりと眠ってたという事は、昨日は寝れてないとか?」


「え、えっと……」


未央ちゃんからの素朴な疑問による問い掛け。


普通なら答えられるはずの、何でも無い質問。


でも、私はそれを聞いて、何も返す事ができない。


口を一文字に閉じたまま、視線をあちこちにへと泳がせるだけでした。


「あれっ? しまむー?」


返事が無い事を見兼ねて、未央ちゃんは不思議そうに顔を覗かせてくる。


聞いているのに相手が答えないのだから、当然の反応とも言えます。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
199Res/151.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice