島村卯月「マーキング」
1- 20
121:名無しNIPPER[saga]
2017/07/04(火) 05:51:03.65 ID:IQGbnOTy0
「……ははーん、なるほど」


けど、未央ちゃんはしばらくすると何やら得心してか、納得をした表情で私から離れていきました。


「そういう事ね、何となく分かっちゃった」


「分かった……ですか?」


「多分だけど、しまむーの事だから……夜遅くまで長電話をしてたとか? それで寝る時間が短くなったんじゃない?」


「そ、それは、その……ははは」


「……うん、その反応を見ると、図星って所だね」


私の空笑いを見て聞いてか、未央ちゃんはうんうんと首を縦に振ってそう言った。


普通なら『何をやってるの』とか、非難されるかもしれなかった。


仕事を前にして、体調管理を考えない行動をしていれば。


けど、未央ちゃんの口から叱責の言葉は飛んではこない。


ただその表情を緩めて、愉快そうに笑みを浮かべていました。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
199Res/151.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice