369:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:30:11.83 ID:JcVHvI7Q0
「Advent」
四体の分身がオーディン本体を食い止める間、本体のライアサバイブは
アドベントで強化された契約獣エグゾダイバーを召喚した。
「乗れ!」
「ああ!」
飛行能力を獲得したエグゾダイバーの背に乗り込んだ二人のライダーは
空中へと戦場を移してオーディンを迎え撃つ事にした。
「北岡、後ろは任せた」
「こうなりゃヤケだ!撃ち落としてやるよ!」
「振り落とされるなよ?!」
「誰に物言ってんのよ!」
肩に背負ったギガキャノンを構えたゾルダは、油断することなく空中を
見渡し、オーディンの来襲に備える。
「来たか!」
そして、自分達が向かう進路の前方に黄金に輝く不死鳥の姿を発見する。
仮面ライダーオーディンの契約獣にして最強のミラーモンスター、それは
全てを焼き尽くす神威の炎を纏ったゴッドフェニックスだった。
無限の化身と化した不死鳥は、天上に住まう迦陵頻伽の如き美しい
殺意の雄叫びを上げながら、ライア達へと襲いかかっていった。
「エグゾダイバー!」
サバイブの力を得て尚届かない高い壁へとライアとエグゾダイバーは
果敢に挑みかかっていった。
黄金の翼が煌めくと同時に疾風と業火がエグゾダイバーに絡みつく。
エグゾダイバーも負けじと自らの機動力をフルに生かし、空中での
ドッグファイトを劣勢ながらも膠着状態へと持って行った。
だが、ゴルドフェニックスの攻撃は徐々にエグゾダイバーの身体を
蝕んでいった。
「エグゾダイバー?!」
一瞬の交錯の後、ゴルドフェニックスの攻撃がエグゾダイバーの右の
鰭を切り裂いた。
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