300:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 11:53:50.07 ID:DSAJ+Ylu0
「答えろ。偽ゾルダの変身者とどこで落ち合う予定なんだ」
「教えるわけ、ないだろ...」
「ふーん。そう言う事言っちゃうんだね〜」
「アビスハンマー。こいつの体、もっと土の中に埋めて良いよ」
地面の下から気持ちの悪い唸り声が聞こえたと同時に、ゾルダの体が
まるで底なし沼に吸い込まれていくようにずぶずぶと沈んでいく。
ゾルダの体の半分がアスファルトに埋まった所で、アビスハンマーが
俺の役目は終わったと言わんばかりに、地面の中から這いだし、アビスの
隣に黙って控えた。
「俺さ、アンタがどうなろうと別に関係ない訳なのさ」
「ライダーバトルに乗ってる側の人間なんだろ?アンタ達」
「黙って死ぬか、それともしゃべって生き延びるか選んで欲しいなぁ」
脅迫とハッタリをかけ、ゾルダに変身したライダーに揺さぶりをかける。
「殺すなら、殺せ...」
「あーあ。じゃ、そうするわ」
これ以上話しても時間の無駄と悟った満は、躊躇なく地面の中で餌を
待ち侘びるアビスハンマーに食事の許可を出そうとした、が....
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