30:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:09:45.39 ID:WOJJWRsc0
工事現場
「ねぇ?一体何があったのかしら?」
「さぁ?でもただごとじゃないわよ。このパトカーの量は」
「そ、そんな...」
昨日まで働いていた工事現場に大量のパトカーが停車しているのを
見つけた満はあまりのことに言葉を失った。
そりゃそうだ。
ミラーモンスターによるあれだけの大量殺人が行われていたにも拘らず、
あの化け物達に殺されてしまった人達の遺体がどこにもないのだ。
「どいてください...どいてください!」
そうだ、監督はどうなったんだ?
俺より先に仕事を上がったあの人は無事なんだろうか?
説明のつかない感情に突き動かされながら、満は人混みをかき分け、
立ち入り禁止のテープを乗り越えて、現場となったプレハブ小屋へと
急いで向かおうとした。
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