157:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:08:07.58 ID:L6BVEgLS0
「ミラーワールドとこの世界をつなぐ、いわば中間的な存在...」
「本来なら交わることのない二つの世界を行き来する人間がいるんです」
「一人は神崎士郎。そして、もう一人は彼の妹、神崎優衣」
「なぜ、神崎士郎は13人のライダーを戦わせる必要があるのか?」
「それは、彼の妹に新しい命を与えるためです」
「新しい、命?」
「ええ。にわかには信じがたい話ですが、その通りなんです」
「ライダーを戦わせ、最後の一人になったライダーの命を妹に与える」
「それがこの戦いの全てです。神崎士郎による壮大な自作自演です」
「そ、そんな...ありえない!そんなバカな事あって良いのかよ!」
じゃあ、アイツの言葉を信じてライダー達は戦っているっていうのか?
アイツのエゴのせいで、アイツが契約者達に渡したデッキのせいで、
一体何人もの命が奪われたっていうんだ?
「しょ、証拠は?そうだよ、そこまでいうなら証拠あるんだろ」
「ええ。この部屋と仲村君がまさにその証拠です」
重い腰を上げた香川は腰を上げ、部屋の中をグルグルと歩き出した。
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