ウォルター「鎮守府の執事をやれ?」【安価あり】
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276: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/04/14(土) 22:21:33.04 ID:PIjDFo10O
ウォルターはゆっくりと鍋のふたを開ける。
中からは強烈な悪臭と漆黒の何かが顔を覗かせていた。
これがクトゥルフ神話ならば即座にSAN値チェックものである。
ウォルター「うげえええ!! 何だよこれ!」
277: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/04/14(土) 22:29:54.65 ID:PIjDFo10O
ウォルター「もう嫌だ。あんな掃除今までに経験もしたことない」
ウォルター「えーと最後は提督の部屋か、まあ先ほどに比べたら楽だろう」ガチャ
ウォルターがドアを開けると、床に下着や雑誌が散らばり、いわくゴミ部屋であった。
278: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/04/30(月) 11:13:26.09 ID:vm5wGOQzO
ウォルター「ふぅ、やっとのことで片付き終えた。すっきりした」
エラー「ホントそうだよね、提督という職に就いているのにこれは流石にね」
ウォルター「ホントホント、ったく仕事とかは納期に必ず提出する癖に・・・」
279: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/04/30(月) 11:23:21.90 ID:vm5wGOQzO
エラー「さーて、今ウォルターさんが考えていることを当ててあげようか」
ウォルター「何を言っているのかわからないな」
エラー「・・・何で今現れたのか。じゃなくて私の正体は一体何だ、とか」
280: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/04/30(月) 11:34:15.61 ID:vm5wGOQzO
エラー「で、私が何故鎮守府を襲うのかについて言及しよう」
ウォルター「気まぐれか?」
エラー「違うよ、勝敗をつけさせるためさ」
281: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/04/30(月) 11:42:41.08 ID:vm5wGOQzO
ウォルター「此処に来たということは何かルールを破ったのか?」
エラー「そうだね、詳しく言うと人類側じゃなくて深海側の不正だけど」
ウォルター「それって・・・」
282: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/05/04(金) 13:17:15.80 ID:+X+1dZ3lO
太陽は沈み、闇夜が海を支配する。
それに反抗するかごとく月光が一部海面を照らしつけている。
浜辺に独り立ち尽くす輩がいた。
ウォルター「・・・遅い」
283: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/05/04(金) 13:22:40.10 ID:+X+1dZ3lO
ウォルター「何だ提督でしたか」
提督「そうだよ、ちょっと散歩をしようと」
ウォルター「・・・やたら大きい酒瓶持ってですか?」
284: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/05/04(金) 13:30:28.99 ID:+X+1dZ3lO
ウォルター「勘が鋭い、そうです待ち人をしていました」
提督「へぇー、そうなんだ」
ウォルター「貴女があまり興味を抱いてないとは不気味ですね」
285: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/05/17(木) 19:22:38.09 ID:/Srg+u6OO
ウォルター「・・・優柔不断の具現化だよ、提督は」
ウォルター「いい人なんだけど、癖が強いのが欠点だよ。黙れば艦娘にも劣らない美人さんなのにね、あぁ勿体ない」ハァ
ハァ、とため息をつくウォルター
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