51:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 23:56:13.74 ID:OmQeebMl0
大井「かっこいい服がいい、可愛い服がいいシンプルな服がいい。漠然とした願望は誰にだってあるんです。でもそれを表現する知識がなく考えあぐねてしまい、結果これでいいやと妥協する。勿体無いですよ。雑誌一冊買って勉強して、服屋さんに勇気を出して買いに行けば成長だってする。勉強する過程でまた新しい事に興味を持つ事だってあるんですから。初めから諦めてちゃダメなんです」
つまり大井さんはこう言いたのね。
着飾る事、お洒落をする事は普通で、そしてそれは自己表現であり自分らしさの延長線だと。
しないのは最初から諦めているからだと。だけどさ、世の中そんなに上手くはいかないってもん。
羞恥心。日本人に力強く根付く恥の文化。これは中々捨てる事はできない。
私が僕が、こんな服装をしていいのか。これは似合っていないと客観的に自分を見直すことは誰にだってあるはず。これはどうなの大井さん、と私は問うた。
すると大井さんはおもむろに砂浜に手を伸ばす。そして緑色の破片を一つ摘み上げ、シーグラスと同じですねと呟いた。
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