21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/14(金) 23:30:52.88 ID:Ae/mHGKE0
いいえ、実はもっとひどい。なぜなら、みんなを騙している虚勢を張っているのだから。
本当はいつも怯えている「私がこの期待を裏切ってしまったら」って。
この不安を理解できる人や艦娘は少ない。だから理解できる私は大井さんのはけ口にならなけらばならない。それでなくとも私は監督者としての責務を果たさなければならないのだ。
提督「辛かったらね、泣いていいんだよ」
大井「提督.....」
大井さんは私の手の甲に触れた。潮風に長時間晒された指先はひんやりとしていてランニングを終えて間もない火照った私の体には、この指先がとっても心地がよい。
何より大井さんに触れているというこの事実。これはどんな理由があっても私にとっては非常に喜ばしいことだ。
愉しむ様に指先で皮膚の表面をなぞっているとその手を掴みとられた。すると思いっきり力が込められて、指先がキャビテーションを起こしぽきぽきと音がなる。
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