19:名無しNIPPER[sage]
2017/04/14(金) 23:27:42.86 ID:Ae/mHGKE0
大井「はいはい良かったですね提督。一応言っておきますけど、おはじきなら私だって持ってますからね」
大井さんはおはじきを私に返すとまた黙々と作業にかかった。それにしたってねぇ。
提督「こうも少ないと自分で割った瓶とか、おはじきとかビー玉とか海に捨てたくなるわねぇ。そうすればもっと増え....」
大井「はぁ?馬鹿なこと言わないでください。そんな事したら魚雷叩き込むだけじゃなくて、提督を魚雷に括り付けてどざえもんにしますよ?」
大井さんは私がセリフを言い終わる前に割って入ってきた。
冗談でいつも言う、魚雷をたたき込むぞっていうワードに私の下線部から背筋に感電するようなほど強い電流が駆け上る。
私は大井さんに罵られることに至上の悦びを感じる人間だ。しかしその甘美な媚薬の成分は本気と優しさ、半々でできている。
飴と鞭が人の心を掌握する理屈と同じで、どちらか一つの成分だけではいけないのだ。
だから大井さんの眼光に明確に宿る、私の肉をも削ぎ落とす鞭に私の背筋は悪寒が走ったのだ。
215Res/148.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20