168:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/19(火) 13:11:53.90 ID:hdqJBox50
大井「合い鍵全部北上さんが失くしたじゃないですか。私の分も。それで、今申請中なのに一向に渡されないんですけど」
ぺちぺちと私のおでこを一定のリズムで叩き続ける。そして段々と強くなり始めた。
忘れていた、北上さんは部屋の鍵を失くす常習犯だった。この前も失くしたと私に言いにきていたんだった。
その件を経理担当さんに報告すると、ここにも無駄な経費があると、嬉しそうに眼鏡を光らせていた艦娘の姿がついでに呼び起こされる。
大井「それに、今ちょうど変な人が入ってきてばっかですから、提督、早く何とかしてもらえませんか?」
最後に明らかに強く叩くと、大井さんは目を細めた。
変な人とは私のことを言っているのだろう。
まったく心外だ、今日一日どんな日だったか大井さんは知らないから、そんなことを言えるんだ。
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