167:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/19(火) 12:10:03.38 ID:hdqJBox50
そうだ土足で上がり込んだったんだ。そりゃ吹っ飛ばされても文句は言えない。
大井さんの手が静かに私の髪に滑り込んだ。そしてべとべとして、少し縮れた前髪を解くように優しく引っ張りはじめ、大きく息を吸い、ゆっくりと鼻から吐き出した。
大井「汗でべとべとしてる。一体提督は何していたんですか、今日?」
提督「大井さんを探してたんだよ。色んなところ行ってたのに、どこにも居ないから、最後に大井さんの部屋に来たんだよ」
そういえば。
提督「そうだ、大井さん。無用心じゃないの?部屋の鍵閉めないでどっか出かけるのわ。もし変な人が入って来たら危ないじゃない」
そう言い終えると、いきなり大井さんは私のおでこを弱い力で叩いた。そして、馬鹿ですかと呟き、ため息を漏らす。
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