52: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/20(木) 01:23:07.99 ID:RzQS9TXiO
「司令官!おっはよーございまーす!!」
「ああ、おはよう。おや、今日はどうしたんだい?」
「ふふー、たまにはイメチェンでもと思いまして!」
「よく似合うと思うよ。」
「恐縮です!」
この日秘書艦だった青葉は、髪を下ろして執務室に行きました。
せっかくだし、ちょっとギャップでも付けてやろうかなー、なんて思ったので。
…まあ、扶桑さんの事を意識してないと言えば、嘘になりますけど。
しかし司令官はと言えば、それからは相変わらず。髪下ろしただけだし、そんなもんかなぁ。
無意識に異性に反応してしまうのは、男女問わず悲しい性だとは思うのですが…スタイルの良い方に対しても、彼は日頃そう言う素振りを見せませんでした。ま、まさかこの人、生物として必要ラインの性欲すら無いんじゃ…。
でもあの人と付き合ってたって事は、勿論そう言う事もしてたよね…となると、青葉の色気が足りないだけかぁ。
窓を見れば、今日の天気は大荒れです。
敵は暴風雨の日は活動が止まる習性があるのですが、こちらもこうなると動けません。
今日の出撃は中止になり、やる事と言えばひたすら事務作業。外からの訓練の声も今日は聞こえず、雨音とキーボードの音だけが響いていました。
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