258: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/11/27(月) 06:28:26.35 ID:3Y4cAnbMO
「叔父さん!!」
亡くなったと報せが来たのは、避難から帰宅してすぐの事でした。
遺体の回収先は、警察署でした。
兄であるお父さんが身元確認に呼ばれて、そこに青葉も同行したんです。
「その子は?」
「私の娘です。タカシの姪にあたります。」
「……お嬢さんも確認にご協力いただけると言う事でよろしいでしょうか?」
「…はい。叔父さんに会わせて下さい!」
霊安室に連れて行かれると、納体袋が置かれていました。
それは妙にペタンとしていて…この中に人が入ってるとすら思えなかった。
でも職員さんが袋を開けた時、確かに叔父さんがいました。
あったのは頭と、そこに繋がった右腕だけ。
目を覆いたくなる光景で……なのに叔父さんは、笑って死んでいたんです。
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