242: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/11/09(木) 18:24:15.91 ID:OW6pln5X0
「うん…ありがと!」
この時ようやく、青葉は明るい声を発する事が出来たのでした。
本当は今すぐ会いたいけど、それは出来ない。
これは言うまでも無いけど…それでも、今伝えたいから。
「ジュン。」
『どうした?』
「………大好き。」
『〜〜〜〜!?こら!不意打ちは卑怯だろ…。』
「ふふー、デート楽しみにしてるね!気を付けて帰って来てよ!」
『はいはい、今日はちゃんと休めよ。』
「うん!おやすみー。」
『おやすみ。』
電話越しでもうろたえてるのが分かって、それはとっても可愛くて。
彼が確実に心を取り戻しているのが、よく分かった瞬間なのでした。
この戦争、勝たなきゃね。
敵討ちやそれまでの夢以外に、この時もう一つ夢が増えたんです。
それは……ふふ、まだ内緒ですよ。
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