15: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/13(木) 07:43:46.16 ID:oTabk5kGO
「んぁ…夢かぁ。」
そこで目が覚めました。
でも、夢って不思議ですねぇ…起きた時、あくびとは別で涙が伝ってたんですから。
その日青葉はお休みで、特に予定も無かったんです。
携帯は、昨日充電もせず寝落ちたせいで電池切れ。まぁ今日は急ぎの用事なんて…ってコンセントに差して、しばらく放っておいたんです。
それで再起動のバイブが鳴った後、直後に別のバイブが鳴りました。
“あれ、通知だ…誰だろ?”
『おはよう。今日は予定はあるかい?』
開いてみると、それは司令官からのメッセージでした。
普段彼が艦娘に送るものなんて、業務連絡の一斉送信メールぐらい。
でも今青葉の携帯に来ているのは、この前強引に聞き出したラインの方でした。
げ、来てから2時間も経ってる、早く返さなきゃ!司令官、今手ェ離せるかなあ…。
『ありませんけど、何かありましたか?』
『今日の任務は午前で終わるし、お昼でもどうかと思って。
最近秘書艦頑張ってもらってるからね、僕のおごりで。』
『ありがとうございます!もちろん行きますよ!』
『了解。終わったら連絡するよ。』
よかった…今は余裕あったみたい。
タダ飯のチャンスを、逃さない手はありません。起き上がって、すぐに身支度を始めました。
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