324:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:13:10.74 ID:MKMUjyB6O
───部室
僧侶「しかしあの賢者という男は凄まじいな」
戦士「昨日皆帰った後、俺たちの宿題見てもらったんだ」
325:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:28:27.92 ID:MKMUjyB6O
武闘家「しかし腑に落ちん」
勇者「何がだ?」
武闘家「野球をやりたくない理由が面倒くさいだ。そんな男がわざわざ金にならないアルバイトをしていることがおかしいだろう」
326:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:38:01.57 ID:MKMUjyB6O
───練習後・グラウンド
勇者「今日の練習は終わり。解散」
僧侶「では我々は仕事に行くか」
327:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:46:12.56 ID:MKMUjyB6O
勇者「なんにも」
魔法使い「ナンニモかあ……聞いたことない変化球だなあ」
勇者「何言ってんだ?変化球なんか投げられないって言ってんだぞ」
328:名無しNIPPER[sage]
2017/06/17(土) 23:51:49.51 ID:C6uXCX3Jo
これは酷い
329:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:59:44.07 ID:MKMUjyB6O
魔法使い「なんなの!?なんでそれで経験者面してたの!?それで野球に人生を捧げてきたとか言ってたの!?試合もやったことないのに勝手な勝負して玉砕して部長までして完全試合やるって!?知ってる!?人はそれを身の程知らずって呼ぶことを!?そうだよね!?僕そういえばリトル時代勇者君なんて知らなかったもの!?」
勇者「いや聞かれなかったし……」
魔法使い「あまりにも堂々としているから相当なキャリアかと……騙された」
330:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 00:11:34.08 ID:tLKfhF9+O
勇者「お前もか」
武闘家「奇遇だな」
魔法使い「こんな人たちがエースの座を争っていたなんて……」
331:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 00:25:32.29 ID:tLKfhF9+O
───部室
魔法使い「結構投げ込んだけどやっぱり難しいね」
勇者「全然曲がらなかったぞ。本当に投げ方合ってんのか?」
332:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 00:38:24.73 ID:tLKfhF9+O
勇者「はは。これじゃあ先生俺より野球知らないぜ」
魔法使い「笑い事じゃないよ……っていうかやっぱり僕たちの会話聞いているじゃん。どこにいるんだよ」
勇者「これで先生も頼れなくなったな」
333:名無しNIPPER[sage]
2017/06/18(日) 00:39:40.24 ID:tLKfhF9+O
つづく
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