325:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:28:27.92 ID:MKMUjyB6O
武闘家「しかし腑に落ちん」
勇者「何がだ?」
武闘家「野球をやりたくない理由が面倒くさいだ。そんな男がわざわざ金にならないアルバイトをしていることがおかしいだろう」
魔法使い「ルイーダさんのためでしょ」
戦士「いくら優しくても面倒くさいものは面倒くさいよ」
勇者「ルイーダに興味があるとか言っていなかったか?」
武闘家「それだ。興味のあるものなら面倒なんて思わないはずだ」
僧侶「つまり野球に興味を持ってもらうと?」
武闘家「そう。その方法を考えた方がいい」
戦士「俺たちの試合を観に来てもらうとか」
遊び人「無理じゃないかな。兄貴、僕の試合を何度か観に来たことはあっても自分からやろうとしたことは一度もないもの」
盗賊「レベルが低すぎてつまらなかったんじゃねえのか?」
遊び人「プロの試合だって観に行ったことあるよ!」
武闘家「ではどうすればいい?」
遊び人「知らないよ。そもそも僕は兄貴を入れるの反対派なんだ。協力を仰がないでくれ」
勇者「それに俺たちは部活で少し遅くなるもんな。賢者まで入ったら店ほったらかしになるんじゃねえの?」
僧侶「そうだ。事情をわかってもらえているから俺たちは遅くなってもいいと言われている。これ以上はさすがに欲張り過ぎか」
魔法使い「仕方ないよね。うん」
武闘家「……」
僧侶(……また何か考えているな)
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