50: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/09(日) 16:14:17.05 ID:MA+i/lvT0
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鹿角姉妹と高坂は急斜面の森の中を最短距離で駆け降りる
その様子はもはや、駆け降りるというよりは、落下するといった方が正しい
登るのに数十分はかかるところを三分も経たないうちに、到着する勢いだ
そんな凄まじいスピードの中、理亞は何とかレーダーを確認する
理亞「星人の反応が見る見る減ってる! 曜さんが単独で倒しているみたいね!!」
聖良「流石曜さん、と言ったところですか…」
高坂「でも油断は出来ない! レーダーだけじゃ、その星人の強さは分からないからね…残った星人を曜ちゃんが一人で倒せるとは限らない!!」
聖良「そうですね…」
理亞「もうすぐ着くわよ!!」
森を抜け、ダイビングショップの裏手に出た
三人は店の屋根に飛び乗り、上から様子を確認した
……そこには、バラバラに斬り裂かれた星人の遺体が大量に散らばっていた
確かに、星人は殺さねばならない敵である事は間違いない
ただ、この殺し方は尋常でない
この星人に相当の恨みがあるのか……
そのくらい酷いありさまだったのだ
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