49: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/09(日) 16:10:21.49 ID:MA+i/lvT0
善子「わ、分かった! リリー、ちくっとするけど、我慢してね」プシュ
真姫「前回までは痛み止めもあったんだけどね、生憎在庫切れなの」ギュッ
真姫は左手と口を器用に使い、スーツの切れ端で傷口を縛った
止血剤のストックも少なく、梨子に使用した分で無くなっている
真姫「私は梨子を連れてこの場を離れる。安全な場所に置いてきたら戻るから、それまで凛と一緒にあの星人の相手をお願い!」
善子「戻ってくるって…真姫さんだって大怪我しているじゃないですか!?」
真姫「ええ…利き腕を失った以上、持ち味の正確な狙撃はもう無理。だからその役目は善子、あなたに任せるわ」
真姫は善子に自身が持っていたXショットガンを差し出す
善子「私が…真姫さんの代わりを? ……そんなの出来るわけ――」
真姫「いい? 出来る出来ないの問題じゃないわ。やるしかないの!!」
善子「やるしか……ない…」
真姫「大丈夫、さっき一発で出来たんだから感覚は掴めているハズよ。それに、あなただって伊達に戦闘経験を積んで無いでしょ? 凛の援護、任せたわよ」ニコッ
善子「……任せなさい!! 真姫さんが戻ってくる頃には、もう終わってるんだからね!」
真姫「それは心強い。そんな善子にアドバイスよ」
善子「?」
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