曜「千歌…ちゃん?」 高坂「……」
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51: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/09(日) 16:16:47.26 ID:MA+i/lvT0
理亞「な、何なのよ…これ……」

聖良「これを…曜さんがやったの…?」

高坂「……あれ」


高坂の指さす方向を向くと、そこには大型の星人に馬乗りになっている人の姿があった
その人物の手には刀が握られており、何度も何度もそれを星人に刺し続ける

耳を澄ませば、その人物の声が聞こえる――



曜「あははははは!! 死ね! 死ね! 死ねよ、死んじゃえよおおおおお!!!! ギャハハハハハハハ!!!!」ザクッ!ザクッ!ザクッ!


曜は…それは楽しそうに星人を刺し続ける
顔や体を返り血で真っ赤に染めげ、狂ったような笑い声を響かせる

その変わり果てた様子に、鹿角姉妹は絶句した



高坂「……曜ちゃんは…一体どうしたの?」

聖良「そ、それは話すと長くなるのですが……簡潔に言えば、以前この部屋で一緒に戦っていた、幼馴染のチカという人が亡くなったんです。ただ、その人はとある事情でもう再生できない状況になってしまったて……曜さんはそのショックで……」

高坂「だ、だとしても、あれは異常だよ!?」

聖良「私にも分かりません! 始まる前はいつもの曜さんだったんです!!」

理亞「私の…せいだ……私がチカさんの事を忘れろって…曜さんはもう必要ないって言ったから……!」ガクガク

聖良「理亞…」

高坂「……」



高坂は話を聞き終わると、屋根上から降り、曜の元へ歩いて行った



理亞「ちょっ、高坂さん!? 待ってください!!」

聖良「今の曜さんはどう見たって危険です!! 戻ってください!!」

高坂「……」スタスタ



二人の言葉を無視し、曜のすぐそばまで近づいた



高坂「そこまでだよ、もう十分でしょ?」

曜「あはははは……ああ? 誰だよ、人が折角いい気分でぶっ殺しているってのにさぁ!! ……は?」



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