士郎「……俺は、偽物なんだ」
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14: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:35:48.41 ID:NrJBnilv0
午後7時。
結局、下校時間ギリギリどころか完全にオーバーしてしまった。すっかり日も落ち、夜の闇が街を包んでいる。

「んじゃ、帰るぞ『キャスター』……どうした?」
「……ご主人様、サーヴァントです。それも2体」
「……っ!」

『キャスター』からの報告に、思わず気が張ってしまう。戦争は既に始まっているのだ。

「……場所は?」
「そんなに遠くない、というか学校内っぽいですね。方向は……」

キャスターが言い終わるより早く、激しく金属音が鳴り響く。音が聞こえてきた方向は、学校のグラウンドの方だ。

こういう時、どう行動すべきだろうか。

「ご主人様、どうします?とりあえずは様子見ですかね?」
「……そうだな。とりあえずグラウンドの方に行ってみよう。一応、少しでも気配が悟られないように霊体化して」
「はい、了解しました!」


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