園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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◆N2ciT2iELQ
[sage]
2017/03/30(木) 19:15:17.60 ID:y4VgxIfx0
南「え、ええそうだと思うわ。とても素敵に見えるかと」
ダイヤ(…それにしてもこの方、どこかで見たような…)ジ-ッ
高坂「他の皆だって可愛いよ! スクールアイドルなんでしょ?」
高坂は皆を順番に見る。ルビィと目が合う。
ルビィ「ピギィっ!」
ルビィは花丸の後ろに隠れてしまう。
花丸「ごめんなさい、ルビィちゃんは人見知りで」
園田「あらあら。せっかく可愛らしいお顔をしているのだから、もっと自分に自身を持ってもいいのですよ」ニッコリ
ルビィ「うゅ…はい…//」カアッ
ルビィ(こんな美人さんに褒められちゃったよぉ)
ルビィは花丸の袖を強く握って赤面してうつむく。
高坂「…久々のギルティだよ、南さん」ボソボソ
南「しかもこんな小さい子に。今夜はおしおきだね」ボソボソ
園田「」ゾクッ
園田(なんでしょうか、悪寒がします。前にも同じことがあったような…)
園田「…あなたは物怖じしないのですね。見たところ、そちらのルビィさんと同級生なのに」
花丸「マルは家がお寺で、檀家さんたちがよく来るから慣れてるんです」
善子(貴重なずら無しずら丸ね。いや、ずらがないからただの丸かしら)
園田「…寺? 失礼ですが、お名前を教えていただけますか?」
花丸「国木田花丸です」
園田(やはり)
園田「…国木田さん。私は昔、国木田さんのお寺でアルバイトをしていたことがあるんですよ」
花丸「えっ。…あ。そういえばお爺ちゃんが、昔すごく仕事のできる美人さんがいたってたまに話してくれます。ひょっとして」
園田「過大評価ですね。私はそんな」
花丸「嫁入りさせたかったけど断られた、あれは惜しかった、ってそのたびに言ってました」
園田「ふふ…国木田さんは変わりませんね」
花丸「良かったらまたマルの寺に遊びに来てほしいずら! …あっ、すいません。遊びに来てほしいです。お爺ちゃんも喜びます」
善子(やっぱりずら丸はずら丸ね)プクク
園田「ええ、ぜひ。今日宿に着いたら、一度電話いたしますね」
千歌「今回は内浦には旅行で来てるんですか?」
園田「そうです。思い出の地を訪れようと思いまして」
千歌「そうなんですね! また来てくださって嬉しいです」
千歌「宿がお決まりでないのなら、ぜひ私の家に来てください!」
園田「あら、貴女の家は旅館なのですね」
千歌「はい、十千万といいます! 十に千に万で、とちまんです!」
高坂「あーっ! ひょっとして貴女、高海さんの娘!?」
千歌「そうですけど、なんで知ってるんですか…?」
南「私たちが昔泊まっていた宿、その十千万なのよ。貴女のお母さんが受付してたわ」
千歌「そんなすごい! なんだか、えっと…おかえりなさい!」ペコリ
梨子「ぷっ、何よそれ」
曜「確かに帰ってきたとも言えるけどさあ」クスクス
園田「…はい、ただいま」
園田「ただいま帰りました」
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