園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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◆N2ciT2iELQ
[sage]
2017/03/30(木) 19:14:18.35 ID:y4VgxIfx0
果南「なっ」
鞠莉「実際Muscularだしね」
果南「そこまでゴツくないよ!」
「お姉ちゃんはどんなお仕事してるの?」
果南「お仕事? まだ私は学生なんだけど…まあ、家のダイビングショップの手伝いはしてるよ」
果南「ダイビング、わかる? 水の中深くに潜るの」
「なんだかすごい!」
果南「ええ、とっても凄いわよー。もし大きくなったら、私の家で働いてもいいのよ。お手伝いさんは常に募集中だし」
鞠莉「果南だってRecruitしてるじゃない!」
果南「私のところは鞠莉と違って切実なの! もう二十年ぐらい親族だけで運営してるんだから」
果南「昔は大学生のアルバイトがいたらしいんだけど…」
「ねえねえお姉ちゃんたち」
「お姉ちゃんたちのりーだーはだれなの? すくーるあいどるぐるーぷには、りーだーがいるってお母さん言ってた!」
曜「リーダーはね、こっちにいる千歌ちゃんだよ!」
梨子「千歌ちゃんが皆を集めたんだよ」
千歌「えへへ、改めて紹介されると照れるなあ」
「ちか?」
千歌「うんっ! 私、高海千歌! 千の歌って書いて、チカだよ!」
「千のおうた? すごい!」
千歌「ありがとう! お母さんが、千の歌で人を笑顔にさせる、輝かしい女の子に育ってほしいって意味で付けてくれたんだ!」
梨子「輝かしいのは本当ね。私もその光に引き寄せられた一人だから」
梨子「まぶしすぎてたまにこちらが目をあけていられなくなっちゃうけどね」クスクス
梨子(お母さんが内浦に引っ越すの楽しみにしてた理由、来てみてわかったよ)
曜「ほんとそうだよね。千歌ちゃんがグループを作ってくれたお陰で、私が大好きな衣装作りもたくさんできるようになったし」
曜「最近はお母さんにも服を見てもらってるの。お母さんも昔やってたみたいだから」
善子「ん? 向こうから誰か来てるわよ?」
園田たちが早足で千歌たちに近づいてくる。
園田「申し訳ありません、私たちの孫が迷惑をおかけして」
ルビィ(この人達おばあちゃんなの!? そうは見えないよぉ…すっごくお肌がツヤツヤで綺麗だし)
善子「いえいえ、迷惑だなんて。とてもかわいらしくて、いい子たちですよ」ニッコリ
花丸(マル知ってるずら。善子ちゃんは最近、外面を繕うことを覚えたって)
南「…?」ジ-ッ
南が善子の頭のお団子を見つめる。
善子「あ、あの、何か私の頭についてるでしょうか」
南「ん、ああ、ついてるって言えばそうだけど…可愛いお団子だなあ、と思いまして」
善子「あ、ありがとうございます。お母さんに教えてもらって。シニヨンって言うんです」
南「貴女の雰囲気だと、ちょっと黒っぽい、ダークな服装とか似合いそうね」
善子「!」
善子は駆け寄って南の手を握る。
善子「わかりますか!? そうですよね!!」
梨子「よっちゃん、必死すぎよ…」
花丸「ちょっと寒いんじゃないかずら?」
南(よっぽど気に入ってるのかしら)
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