園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
1- 20
54: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 18:50:46.76 ID:y4VgxIfx0
渡辺「そんなに驚かなくても」

園田「なんですか貴女は、勝手に部屋に入ってきて!」

渡辺「お食事の用意ができたので、呼びに来たのですよ」

渡辺「扉の前で呼んでも反応が無かったので、入らせていただきました。よっぽど集中されてたんですね」

園田「そ、そうですか…」ドキドキ

渡辺「…すいません、私まだあまり接客に慣れてなくて。失礼や非常識がありましたら謝ります」

園田「新人の方なのですか?」

園田(そういえば、かなり若いですね。私とさして歳は変わらないでしょう)

渡辺「アルバイトです。私、高海さんの幼馴染で、それで雇ってもらってて。お小遣いの足しにしようと思いまして」

園田「そうなんですか」

園田(…高校生の身分で、そんなに金銭が必要なのでしょうか。私にはよくわからない感覚ですね)

園田「あの、興味本位でお伺いしますが、貯めたお金は何に使うのですか?」

渡辺「私、被服学に興味があって、自分で服を作ったりしてるんです。布って結構高くて、自分のお小遣いだけじゃ足りなくて」

園田「なるほど」

園田(道具一式を家の資金で用意してもらえた私は、恵まれていたのですね)

園田(私の場合、そうしたいと望んだわけではありませんが)

渡辺「お連れの方は二人とも既に食堂にいますんで、準備ができ次第すぐ来てください」

園田「はい、わかりました」



食後、三人部屋

園田(食事の後、私は二人に事実を話しました。この三人の間では隠し事をしない、と以前約束したから)

園田「…というわけで、このままのペースだと、資金はおよそ二ヶ月で底を尽きます」

園田「それまでに収入源を見つける必要があります」

南「お仕事…ってことだよね」

高坂「私達が節約すればもうちょっと長くもたないかなあ?」

園田「食費を削ることになりますが」

高坂「探そう、仕事。すぐにでも」キリッ

園田「…あてはあるのですか?」

高坂「ないよ?」

南「だよね…」

ウ-ンウ-ン

園田(あっ)

(渡辺「アルバイトです。私、高海さんの幼馴染で、それで雇ってもらって。お小遣いの足しにしようと思いまして」)

園田「アルバイトということなら…なんとかなるのかもしれません」

南「そっか。アルバイトなら、経歴とか身元とかそこまで深く調べられないし」

高坂「住所や年齢聞かれても、嘘言っちゃえばいいんもんね!」

園田「…褒められたことではないですが、そういうことです」

南「三人で働けば、だいぶ稼げるんじゃないかな」

園田「そうですね。頑張れば三人が生活するぶんぐらいはなんとか賄えるでしょう」

園田「その間により安定した職を探せばいいのです」

高坂「それじゃあ、早速明日から探してみよう! …と、それはそれとして」

園田「ん?」

南「そ〜の〜だ〜さんっ♪」トサッ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
97Res/221.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice