園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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◆N2ciT2iELQ
[sage]
2017/03/30(木) 18:50:46.76 ID:y4VgxIfx0
渡辺「そんなに驚かなくても」
園田「なんですか貴女は、勝手に部屋に入ってきて!」
渡辺「お食事の用意ができたので、呼びに来たのですよ」
渡辺「扉の前で呼んでも反応が無かったので、入らせていただきました。よっぽど集中されてたんですね」
園田「そ、そうですか…」ドキドキ
渡辺「…すいません、私まだあまり接客に慣れてなくて。失礼や非常識がありましたら謝ります」
園田「新人の方なのですか?」
園田(そういえば、かなり若いですね。私とさして歳は変わらないでしょう)
渡辺「アルバイトです。私、高海さんの幼馴染で、それで雇ってもらってて。お小遣いの足しにしようと思いまして」
園田「そうなんですか」
園田(…高校生の身分で、そんなに金銭が必要なのでしょうか。私にはよくわからない感覚ですね)
園田「あの、興味本位でお伺いしますが、貯めたお金は何に使うのですか?」
渡辺「私、被服学に興味があって、自分で服を作ったりしてるんです。布って結構高くて、自分のお小遣いだけじゃ足りなくて」
園田「なるほど」
園田(道具一式を家の資金で用意してもらえた私は、恵まれていたのですね)
園田(私の場合、そうしたいと望んだわけではありませんが)
渡辺「お連れの方は二人とも既に食堂にいますんで、準備ができ次第すぐ来てください」
園田「はい、わかりました」
食後、三人部屋
園田(食事の後、私は二人に事実を話しました。この三人の間では隠し事をしない、と以前約束したから)
園田「…というわけで、このままのペースだと、資金はおよそ二ヶ月で底を尽きます」
園田「それまでに収入源を見つける必要があります」
南「お仕事…ってことだよね」
高坂「私達が節約すればもうちょっと長くもたないかなあ?」
園田「食費を削ることになりますが」
高坂「探そう、仕事。すぐにでも」キリッ
園田「…あてはあるのですか?」
高坂「ないよ?」
南「だよね…」
ウ-ンウ-ン
園田(あっ)
(渡辺「アルバイトです。私、高海さんの幼馴染で、それで雇ってもらって。お小遣いの足しにしようと思いまして」)
園田「アルバイトということなら…なんとかなるのかもしれません」
南「そっか。アルバイトなら、経歴とか身元とかそこまで深く調べられないし」
高坂「住所や年齢聞かれても、嘘言っちゃえばいいんもんね!」
園田「…褒められたことではないですが、そういうことです」
南「三人で働けば、だいぶ稼げるんじゃないかな」
園田「そうですね。頑張れば三人が生活するぶんぐらいはなんとか賄えるでしょう」
園田「その間により安定した職を探せばいいのです」
高坂「それじゃあ、早速明日から探してみよう! …と、それはそれとして」
園田「ん?」
南「そ〜の〜だ〜さんっ♪」トサッ
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