園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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40: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 18:37:45.59 ID:y4VgxIfx0
海未母「大学を卒業すれば、貴女も一人の社会人。自分で周りの大人たちを説得してみせなさい」

海未「お、お母様…」

海未(大学を卒業するまで隠し通していたとなると、お母様はそのことを皆に責められる)

海未(それでもお母様は、私をかばってくれた。私に準備する時間を与えるために)

海未「……私は件のことでお母様が医師を手配してくれたときから、思っていたことがあります」

海未「今、それを言わせていただきます」

海未「ありがとうございます。貴女の娘で良かった」

海未母「……海未さん」

海未の母は立ち上がり、海未のもとに近づく。

(『もし子どもに将来愛する人ができたら、それがどんな愛の形であろうと、全力で応援する』)

海未母「私は母親として当然のことをしたまでです」

海未母「娘が大切でない母親がいるでしょうか。娘の幸福を願わない母親がいるでしょうか」ギュッ

海未「お母様…お母様っ!」ギュウ

海未母(神や仏がいるというのなら、どうかこの子には幸せな愛の形を与えてください…)



 ◆



朝、待ち合わせ場所

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃんおっはよー!」

ことり「おはよう穂乃果ちゃん」

海未「もう、また遅刻ですよ、穂乃果」

海未(私たちにいつもの生活が戻ってきました)

海未(ことりは『やっぱり海未ちゃんとは友達がいい』とクラスメイトやμ'sのメンバーに伝え、今まで通りの関係に戻ることを周りに表明しました)

海未(周りも私と付き合っている頃のことりの言動を不自然と思っていたらしく、すんなりとと受け入れてくれました)

海未(女性しかいない空間でまれに起こる、一時の気の迷い…そう思ってもらえたようです)

ことり「うーみちゃんっ♡」ギュッ

穂乃果「あ、穂乃果もっ!」ギュッ

二人はそれぞれ海未の左腕、右腕と自分の腕を組ませる。

海未「二人とも、いきなり飛びかかるのはやめてください。びっくりするではないですか」

海未(もともととても仲が良かった私たちです。こうして三人で睦まじくしていても、周囲は特に疑問に思いません)

海未(実際は、かなり爛れた関係なわけですが…)

ヒデコ「ねえ穂乃果、来月文化祭に合わせてやるミニライブだけど、曲はできてる?」

穂乃果「うん、できてるよ! 後でデータ送るね!」

穂乃果達はμ’sファンの強い希望により、文化祭でライブを開くことになっていた。ただし『μ’sは解散したので、別のグループとしてなら』という条件付きで。その結果、一年生組(亜里沙と雪穂)と二年生組(真姫と凛と花陽)と三年生組(穂乃果と海未とことり)、三組のグループを作って順番にライブをやることになった。

フミコ「おっけー! セッティングは任せといて!」

ミカ「あの頃を思い出すなあ。腕が鳴るよ!」

穂乃果「ファイトだよっ!」

海未(アイドル活動に弓道部、生徒会と学校の授業。忙しいですが一年前ほどではありませんし、とても充実した毎日です)


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