園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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24: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 17:56:43.85 ID:y4VgxIfx0
ことり「……穂乃果ちゃん。ことり、海未ちゃんと穂乃果ちゃん、大切な友達だと思ってたの」

穂乃果「穂乃果も同じ気持ちだよ」

ことり「二人とも大切だったの。上とか下とかないの」

ことり「海未ちゃんと穂乃果ちゃん、二人とも同じように大好きだった」

ことり「だから、穂乃果ちゃんを大切にするのと同じぐらい、海未ちゃんを大切にしようとした。そしたら、そしたら」グスッ

穂乃果「ことりちゃん」ギュッ

ことり「……ことり、海未ちゃんにレイプされたの」

穂乃果「……海未ちゃんが……?」

『信じられない』『本当なの』と言いたい気持ちに駆られたが、穂乃果にはそれができない。これほどまで憔悴している親友を疑う言葉など、発することができようか。

ことり「海未ちゃんのお股に、男の人のあれがあって」

ことり「お泊りで一緒に寝てたときに、上に乗っかられて、ことりは動けなくて、海未ちゃんのが、そのまま、そのまま、ううう、あああいや、いや、いや」

穂乃果「ことりちゃんっ!」ギュッ

穂乃果(…普通に考えたらあり得ない話だけど、ことりちゃんがこんな状況で嘘をつくとは思えない)

穂乃果(それに…いまのことりちゃんをこれ以上問い詰めることなんてできない)

穂乃果「もうわかったよ…もういいよ。辛かったね。怖かったね」ナデナデ

ことり「穂乃果ちゃあああああん!」

穂乃果「ことりちゃん、ことりちゃん!」

二人は抱き合ったまま、大声で泣き続けた。



ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん。胸の中でもやもやしてたものが、ちょっとだけすっきりしたよ」

穂乃果「うん。今度から辛いことがあったらすぐ話してね。穂乃果はいつでもことりちゃんの味方だよ」

ことり「…うん」

穂乃果「海未ちゃんとは…どうしたいの」

ことり「……わからない。わからないよ」グスッ

穂乃果「ことりちゃん…」

ことり「海未ちゃんのことは、昔から大好きだった」

ことり「でもそれは友達としての大好きで、海未ちゃんとキスしたり、身体を重ねたりとかは想像もしてなかった」

ことり「…でも、いまは…自分が海未ちゃんをどう思ってて、どういう関係でいたいかわからないの」

穂乃果「平日の放課後、海未ちゃんと二人っきりで出かけてたけど、そのときは何してたの?」

ことり「……二人でお家デートしてた。海未ちゃんはそのままことりの家にお泊りだよ」

穂乃果「…ことりちゃんの部屋で?」

穂乃果(そんなのおかしい。だって、この場所は海未ちゃんがことりちゃんを)

ことり「何度もえっちなことしたよ」

穂乃果「…!」

ことり「毎日毎日、部屋に入ると同時に、ことりが海未ちゃんを押し倒してね」

ことり「ことりは海未ちゃんが大好きで、恋人同士で、だからこれは当然なんだって自分に言い聞かせながら、何度もしたよ」

ことり「でもね、何度してもね、痛くて怖かった思い出が消えてくれないの」

ことり「優しかった海未ちゃんが豹変してことりを襲う夢を、何度も見たよ」

ことり「そのたびに夜中に目が冷めて。隣に寝てる海未ちゃんが憎くて、何度も殴ったよ」

ことり「お前のせいだ、死んじゃえ、死んじゃえって。ひどいことをいっぱい言った。首を締めたこともあるよ」


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