八幡「ゲームが完成しそうだからすぐこい?」 ルナ「ルナのゲームだよ」
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52: ◆SqZQSXA.b2[sage]
2017/06/25(日) 02:10:26.28 ID:2S8tpGdg0
ユニコ「それで,彼の用事というのはなんですか?」

天剣の乙女「実は,この村のことについていろいろ聞き込みをしようとしていたのだ」

ユニコ「へ?どうしてですか」

天剣の乙女「…実は私たちは流浪の身で,旅にいささか疲れた.だからここに移住することを検討している.そして,そのための判断材料を得たいと思ってい

るのだ」

ユニコ「それはいいことですね.村案内は,このユニコにお任せください!」

天剣の乙女「よろしく頼む」

えへんと胸を張ったユニコとおそらくは亡霊のような顔色だった自分を置いて,天剣の乙女は店の中へ消えた.

ユニコ「…それでは,行きましょうか.えーと」チラッ

八幡「…ヒッキー」

ユニコ「ヒッキーさん.ワタシの名前はご存知ですか?」

八幡「ユニコだろ」

ユニコ「!!?」

八幡「いや,驚くところじゃねーよ,何度も自分で呼んでいただろ」

ユニコ「いえ,ヒッキーさんって誰にも興味を持っていない人だと思っていたので,意外だなと」

八幡(よくあることだが,最低の第一印象を,彼女に与えていたようだ.しかもその印象は当たらずとも遠からずといったところだ)

八幡「自分に興味を持ってくれる人にしか,興味を持てないんだ」

ユニコ「それは良いことを聞きました.ぬんぬぬん♪ほぅら,ついてきてください〜!」

彼女はカウンターを悠々と受け流し,弾けるような笑顔で飛び跳ねる.

八幡(その,ぬんぬぬん ってなんだ?)

ユニコ「〜♪」


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