八幡「ゲームが完成しそうだからすぐこい?」 ルナ「ルナのゲームだよ」
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◆SqZQSXA.b2
[saga]
2017/06/24(土) 23:35:52.87 ID:OxLmhDI20
店 裏口
ユニコ「ごめんなさい.あんなに驚くとは思わなかったの」
天剣の乙女「こちらこそ,あのような無礼な真似をしてしまったことを主にかわって詫びる」
八幡「それより,取り押さえたことを謝れって」
ユニコ「いいえ,いいんです.ケガもないですから.でも悲鳴を上げられたのは,ちょっとショックでした…」チラッ
八幡(人の顔を見て,悲鳴を上げられるなんてよくあることだ.と言いたいのはここでは自分だけか,自分だけだな)
八幡「すみませんでした」
ユニコ「ううん,もう忘れます!」
ユニコ「だから仲直りの証に.ユニコ,踊ります!」
八幡「えぇ…」
ユニコ「綺麗なメイドさん,あなたも踊りませんか?」
天剣の乙女「すまない.私はすぐに店に戻らなければならない.たくさんの客が注文を待っているのだ」
ユニコ「しゅん…あ,それならその目つきが異様に悪い人間はどうですか?」
八幡「さっきのこと,ぜったい根に持ってるよな.俺ならパスだ,やることがある」
ユニコ「…」
八幡「なんだよ」
ユニコ「その用事が終わったら,いいんですね.分かりました,ユニコ,お手伝い頑張りますっ!」
天剣の乙女「それは助かる,主を一人にしては,心配だったのだ,」
ユニコ「任せて下さい!」
天剣の乙女「ああ,神に感謝いたします」
八幡「この流れは自分の意思は無視されるんですね.よく分かります」
現世でも,稀によくあることだ.
奉仕部やら,家族会議やら,クラス会やら,面倒になって聞き流しているといつの間にか方針が決まっているパターンである.
陰を薄めても,いいことばかりではないのだ.
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