八幡「ゲームが完成しそうだからすぐこい?」 ルナ「ルナのゲームだよ」
↓
1-
覧
板
20
33
:
◆SqZQSXA.b2
[saga]
2017/05/12(金) 00:40:24.14 ID:tAKV8WBA0
あの子兎は、例の大兎とは似ても似つかない面構えだった。
だが、それでもラビットさんの幻影を求めてしまうには、十分だった。
八幡(まったく我ながら、どうかしていると思う。ラビットさんは初恋の相手かなにかかよ)
自分が彼女に抱いている感情は、そんな褒められたものではない。
あの子兎を見たとき、はっきりと自覚したのだ。
感謝だとか、心配だとかいう以前に、恨んでいるのだ。
つまるところ、彼女は俺の役割あるいは存在意義を奪って、勝ち逃げをしたようなものだ。
もし彼女に記憶があれば、
俺が伝える言葉は、罵りであり、否定である。
そして彼女から返してもらうものは、自己の存在意義だ。
それで、目標は達成される。
八幡(彼女に、記憶さえあればの話だが)
天剣の乙女「考え事に水を差すようだが、麓が見えてきたぞ」
前方へ目を向けると、穏やかな灯火が一定間隔でぽつぽつと浮かび上がっていた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
58Res/55.45 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
八幡「ゲームが完成しそうだからすぐこい?」 ルナ「ルナのゲームだよ」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490610765/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice