永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/22(金) 22:35:38.43 ID:ILnw9GSu0
てゐ「もう一度言うわ……”今度こそ撃つ”」
てゐ「この無数に湧いて出る弾幕を……避けきれるもんなら避けてみればいい……」
【熱】
てゐ「たかが兎とほざくなら――――やってみるがいい!」
【冷】
妖兎の中の怒りと冷静の割合が、徐々に傾きつつあった。
その方向は――――「冷静」に向く。
唐突さが故に少々面食らった物の、よくよく考えれば、俄然有利なこの状況。
加えて薬売り最大の武器である『退魔の剣』すらも、自身の手元にあるとあらば。
「狂うに値しない――――」妖兎はすぐさま、その結論に辿り着いたのだ。
【明白】
薬売り「そう、その光だ――――」
てゐ「…………あ”?」
【白明】
薬売り「その弾幕が放つ光……貴方にとっては、あの空を照らす日月よりも身近な光」
薬売り「否。この幻想郷に住まう者全てが持つ光……四肢を動かすようにして放つ、色彩々の光」
【薄命】
薬売り「かの如く、光があまりに身近過ぎたが故に――――」
薬売り「貴方の視野は、”朧に霞む運びとなった”」
しかし此処へ来て、また新たな感情が沸いて出た――――”意味不明”。
まるで説法の如き薬売りの語りが、文字通り「意味不明」としか言い現わせられなかったのだ。
てゐ(は――――?)
なれども薬売りの供述は、紛れもなき【真】であった。
何に言い換えるでもない。
言葉の通り、”光が妖兎の眼を覆った”のである。
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